2008年05月25日

ストラスブール市歴史博物館

mh015.JPG 自宅から歩いて1分ほどの場所に、ストラスブール市歴史博物館 Musée historique de la ville de Strasbourg があります。あまりに近すぎて今まで入ってみたことがなかったのですが、一度は見てみようと思い立ち、買い物のついでに寄ってみました。

mh016.JPG 展示物はおもに18世紀以降、革命前後のものが中心で、以前紹介した Musée de l'Oeuvre Notre-Dame が比較的古いもの中心なのと対照的でした。
 面白かったのは、ちょうど先日紹介したのと同じような、フランス革命期の城壁をまとったストラスブールの地図が、幅10メートルはあろうかという巨大な模型になって展示されていたことです。

mh012.JPG 暗かったのでちょっとピンぼけですが、城砦を含む当時の街の様子が、詳細な模型で復元されています。こうして模型でみても大聖堂は目立ちますね。

mh013.JPG ケールの城壁もその一部として、当時のストラスブールはヨーロッパ最大級の城壁都市であったそうです。

 こうした外部から身を守る堅固な壁に取りまかれてゆく一方、都市どうしの間には友好関係も結ばれていました。1576年に射撃大会が開催された際には、チューリヒの部隊がスイスの地から一日で馳せ参じ、有事の際には協力者となり得ることを証明したそうです。彼らの持参した雑穀がゆはまだ暖かかったとか。

mh004.JPG ミュージアムショップではこんな本を見つけました。タイトルは『1548年のストラスブール』 "Strasbourg en 1548" 。Le plan de Conrad Morant という副題のとおり、1548年に作成されたコンラート・モーラントの有名なストラスブール地図を詳細に紹介した本です。
 この地図は、展覧会 Strasbourg 1400 でも原本が展示されていたものですが、原寸の90%サイズの複製が付属しているのが嬉しいところ。

mh002.JPG ちょうど大聖堂の上から街を鳥瞰した構図になっているのがこの地図の特徴です。実物は大聖堂の塔の部分が別紙で貼り付けられていて、そこだけ飛びだす絵本のように立てられるしかけになっているのですが(「Strasbourg 1400」の記事参照)、複製はそれがないので、大聖堂は身廊部分の青銅の屋根だけが見えています。

 これは思わぬ良い買い物でした。ちなみに、もうひとつアルザス博物館 Musée Alsacien というのも同じくらい近くにあるのですが、こちらは3月から8月まで改装中でお休みでした。9月になったら行ってみようと思ってます。


posted by knzw at 06:24| 街のプロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする